Thursday, June 16, 2011

Self Orchestration: Rough Text  日本語 

セルフ・ポートレイト、作品の中にいる作家。このようなテーマでは、これからどのような作品を作っていけるのか。芸術をやるものとして、写真をやるものとして、このテーマは興味深いものだと思い、作り始めた。

3つの鏡を自分のアトリエ、制作スペースに配置した。
鏡を置くことにより、そこで写真を撮る時には、様々な角度からの自分を同時に撮影することができる。
そこで、自分とカメラを様々な場所に配置し、様々な角度から撮影をし、この4枚のモチーフを作り出した。

だが、これで果たして「作品」として成り立つのであろうか。
これはまだ「習作」「Studium」なのではないかという疑問を抱いた。

写真でできること。
カメラは、光をその四角い箱に導き入れ、それをある像にする役割を果たす。それはまた四角い平面の上に、写像として浮かび上がってくる。そしてそれは何度でもコピーができ、印刷することもできる。
いくらその写像が一緒であっても、どうプリントされるかによってその意味や表現が変わってくる。

このシリーズでは、同じモチーフで2つの異なるプリントを発表する。
1.今現在では、まだそのプリントの大きさは決まっていないが、透明紙にプリントする。それにより表裏がなくなり、鏡を使ったこのモチーフとの関係性が興味深くなる。そのプリントの表面に映し出されるものと、プリントを透き通ってその向こう側に見えるものとのコントラスト。部屋全体とのコントラスト。これは空間的に展示される。
2.トイレットペーパーにプリント。日常用品であるトイレットペーパーのサイズと、カメラの4x5"フィルムのサイズがほぼ同じ規格という偶然性なのか標準なのか。トイレットペーパーの用途と、その上にプリントされたモチーフとのコントラスト。これらは鉄製の額縁に入れられ、ガラス、パスパテュールが入れられる。


以上。

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